推手(Tuis shou)


推手を相手とともに修練しながら、気功と太極拳の原理に従う。自然自発的に創造的に、気に対する気づきと太極拳の型からの応用的武術を表現しながら推手を修練し、感受性を高め気功や太極拳の意味を知るチャンスとなる。推手により、太極拳が単なる武道以上のものであることを理解する。例えていうなら、文法は「原理」であり、語彙は「技術」、意味が「意志」、言語は『気』である。

 


推手は幾つかの方法でできるので、どのような人でも年齢でも実修が可能。ソフトな方法が最もよく知られ、二人の実修者の間に絶妙微妙なコミュニケーションを実現する方法で、非常に楽しめる。安全に武術の応用に進め、緊張や障害の原因となることの多い無理やりな筋力行使をせずにすむ。まだ太極拳の原理が、肉体的精神的レベルでうまく統合されていない場合は、このソフトな方法のみが教えられる。両レベルでうまく統合されてきた場合には、もっとダイナミックで、太極拳の武術としての効力に力点をおいた方法の修練に移る。このダイナミックな修練法は、ソフトな方法に比べてハードであるということができる。

見かけはソフトな方法のようではあるが、もっと激しく厳しいものである。陰と陽のように、太極拳にも修練の中には柔らかさと硬さがある。推手においては、それらの両方が表出される。





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